2012年7月14日土曜日

8月講演会に向けてミーティング


8月18日の第3回講演会に向けてのミーティングを行いました。
鳩山元総理の講演なので、いつもにもまして念入りのミーティングです。
今日はちょっとその内情をご紹介・・・

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7月14日(土)19時~20時45分
参加者:高野塾長ほか三名

1 警備体制について
2 控室借用の申し込み
4 チラシのデザイン最終検討
5 駐車場の手配
6 当日の流れ(原案)
13:00 開場
13:30 鳩山元総理講演
14:15 高野塾長を司会に、質疑応答
15:00 休憩を挟んで、高野塾長講演
16:00 閉会
7 スタッフ体制について
・会場設営
・駐車場
・受付
・会場整理
・会場片付け
などなど・・・

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実は大山村塾、かなり少人数で企画しています。
毎回、多くのボランティアスタッフにお手伝いいただいて運営しています。
「手を貸せるよ!」と言う方いらっしゃいましたらぜひぜひご連絡ください。
一緒に、作ってゆきたいです。

では、今日の内情公開はこれで終わります・・・

2012年7月10日火曜日

大山村塾第2回講演会 高野塾長講演部分

6月9日(土)に行われた第2回講演会、
第2部の高野塾長の講演部分の動画を公開します。

こちらは、NPO法人カルショック様が運営される、
「超人大陸」というサイトで公開されたものです。

どうぞご覧下さい。
http://www.choujintairiku.com/120611.html

第1回大山村塾講演会動画公開!

今更公開…というのもはばかられますが。
実は大山村塾は、高野孟塾長のもとでザ・ジャーナルを展開するジャーナリストたちの協力を得ています。
以下は、ザ・ジャーナルに公開された今年4月の結城先生の講演動画です。
どうぞご覧下さい!

http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2012/04/post_831.html

大山村塾、今後の講演会・座会のお知らせ

<第4回講演会>

10月20日(土)13:30~16:00
会場:旧大山小体育館
講師 河野 太郎(自民党・衆議院議員)
テーマ:とにかく、まず、核燃料サイクルを止めよう
http://www.taro.org/

<第5回講演会>

12月8日(土)13:30~16:00
会場:旧大山小体育館
講師 藤田 和芳(大地を守る会社長)
テーマ:「大地を守る会」の37年間から見えてきた食と農の21世紀
http://www.daichi.or.jp/

<第3回座会>

9月15日(土)13:30~16:00
会場:旧大山幼稚園
テーマ:安房の農村を考える~新規就農者・移住者を増やす方法
さまざまな問題を抱える農村ですが、311以降移住希望者は増加しています!
マイナスがプラスになる時代です。青年就農給付金も始まり、これからどんな可能性があるのか、
未来へ向けてポジティブなディスカッションを行います。

<第4回座会>

11月3日(土)13:30~16:00
会場:旧大山幼稚園
テーマ:太陽光発電ワークショップ~家庭で小さなエネルギー自給をしよう!
藤野電力を講師に、家庭用の小さな太陽光発電を作るワークショップを行います。
エネルギー自給の一歩を家庭から!
*事前申込制です。mailto:oyamasonjuku@gmail.com
参加費:太陽光発電 製作 42800円(先着12名)
              見学 参加費無料
*見学の制限はありません。

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これで、年内の講演会、座会の予定が決定しました。
一年目でもあり、参加者の皆さんには様々なご迷惑をかけていますが、
この塾を共に育ててゆければ、と思います。
ご意見・ご感想・委員会メンバー立候補等、どんどんお待ちしています。

なお、4月には、菅原文太さんが講演会講師として来鴨してくださいます!!!
お楽しみに!

大山村塾第3回講演会:鳩山元総理来る!!!

大山村塾第3回講演会を8月に開催します。
いよいよ、鳩山元総理の登場です!!!

第3回講演会 
8月18日土曜日
会場:旧大山小学校体育館
開場 13:00
第1部 13:30〜15:00 講師 鳩山由紀夫
「自らの反省を含め
民主党政権の3年間を振り返る」

民主党分裂、消費税法案の行方次第では野田政権崩壊かという政局緊迫の中
自らも消費税法案に反対して党員資格停止中の元総理が、
そもそも民主党何をめざして政権を獲り、
この3年間を通じて何を達成でき、達成できなかったのか、
そして民主党が再び国民の期待を担えるようになるにはどうすればよいのか、
自らの言葉で率直に語り、会場からの質問にも答える。

プロフィール:
鳩山由紀夫(はとやま・ゆきお)
1947年東京都生まれ。東京大学工学部計数工学科を卒業後、
米スタンフォード大学博士課程でPH.Dを取得。
専修大学助教授を経て、1986年総選挙で旧北海道4区(現9区)から出馬し初当選、
自民党田中派に所属。93年に自民党を離党し新党さきがけ結成に参加。
細川内閣で官房副長官を勤める。96年に旧民主党を結成し代表に。
98年に民政党など3党と合同して(新)民主党を結成、幹事長代理に就任。
その後、代表、幹事長、再び代表を歴任し、09年第93代内閣総理大臣に就任。

ホームページ 
http://www.hatoyama.gr.jp/

第2部 15:10〜16:00 講師 高野孟
「私が考える民主党再建案」
民主党は96年旧民主党結成の原点にまで立ち戻って、
「地域主権国家への転換」「東アジア共同体の形成」をめざせ。

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定員は300名となっております。
駐車場が少ないので、乗り合わせのうえお越しください。

第2回講演会のサポーターの皆様のご紹介

大山村塾では、地域で活動する多くの個人・企業の方からサポートをいただいています。
サポーターとは、
①第3回(12年8月)~第8回(13年6月)まで6回の講演会を通しで賛助金1口1万円を事前にお支払いいただくと、どの会にも共通の特別招待券を6枚をお渡しいたします。
②1回ごと賛助金1口2000円を事前にお支払いいただくと、1回分の特別招待券をお渡しいたします。
③当日のプログラム「サポーター一覧」に名刺サイズの広告を記載し、感謝の気持ちを表します。

第2回座会:南房総での残土・産廃・放射能問題

7月7日土曜日、旧大山幼稚園(旧大山小と同じ敷地)で、
第2回大山村塾座会が行われました。

大山村塾は、講演会と座会を並行して行っています。
講演会は、各界で活躍している方のお話を聞かせてもらって、
それをどう自分の暮らしに活かしていくかを目的に、
座会では、自分たちの住む地域にとって身近な問題を、
少人数でより具体的に対話していくことを目的にしています。

今回は、鴨川市内、南房総市、館山市、鋸南町の南房総3市1町から、
遠く佐倉市から、約30名の参加がありました。

残土産廃問題ネットワークちば事務局長であり、
放射性物質から生命を守る市民の会副代表を務められる金井珠美さんを講師に、
南房総での残土・産廃・放射能問題を話題としました。

君津・木更津・富津で問題となっている産業廃棄物処理施設の問題、
館山市板田での残土処分場問題、鋸南町で計画される処分場問題等の事例が紹介され、
積極的に意見が交わされました。

鴨川市・館山市では残土処分を規制する残土条例を制定する動きがあります。
私たちの住む地域は私たち自身で守っていくという姿勢の重要性を改めて感じました。

2012年7月5日木曜日

第2回 大山村塾講演会 開催されました。

日時が前後してしまいましたが、6月9日(土)に、
旧大山小体育館にて、第2回大山村塾講演会が開催されました。
大雨の中の開催となってしまい、参加者の方には大変な
ご迷惑をかけてしまいましたが、100名に近い方がご参加くださいました。

当日の様子は、またあらためて投稿する予定ですが、
講師を務めてくださった甲斐さんのレジュメを公開させていただきます。

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大山村塾レジュメ 2012/06/09 農文協 甲斐良治

『青年帰農』から10年
「ついて行く編集者」が農山村に向かった若者たち、そしてむらから学んだこと

(社)農山漁村文化協会(農文協)
編集局次長・前「季刊地域(増刊現代農業)」編集長
甲斐良治

1、はじめに
 結城登美雄著『地元学からの出発 この土地を生きた人びとの声に耳を傾ける』
 「まえがき」より

 人間というものは身近にあるものよりは、遠くに隔ってあるものを
価値の対象にしてしまう心性をもっているという。隣の芝生がいつも青く見えてしまったり、
幸せは山のあなたの空遠くにあると思い込んでしまう不思議な心理。
  「近代化」とは、そうした人間心理の上に成り立ってきた。先進地は西欧で日本は遅れている。
だから日本をよくするためには西欧化しなければならぬと、船来品や外来思想をありがたがり、
在来の文化を低くみた。とりわけ戦後はアメリカ一辺倒のモダニズムの嵐が吹き荒れ、
気がつけば合衆国日本州になってしまっていた。
 人びとが生き暮らす地域のとらえ方も同じで、農山漁村は閉鎖的で非効率的で、
もっと近代化し都市化しなければならぬと、村の暮らしと営みをゆさぶり続けた。
その結果、村を離れて都市へと急ぐ「向都離村」の時代が長期化し、
過疎・限界集落といわれるまでになってしまった。
   思えば私たちの戦後教育もまた、自然とともに村を生きていくための学びを捨て去り、
企業ひしめく都市社会の一員になるための学びばかりになってしまった。
競争社会に打ち勝ち、優位のポジションを得るための学び。頭を肥大させ知識を詰め込み、
受験、進学、一流企業。それが豊かな生活と人生を保証してくれるはずだと、
遠隔対象性の一本道を追いかけてきた。だが、盛者必衰、時代は行き詰まってしまった。
気がつけば都市も農村も孤立してバラバラに暮らしていた。
当然ながら人はひとりでは生きていけない。人びとは今、来し方をふり返り、
失ったものの大きさにたじろぎながら、少しずつ新たなるもうひとつの道をも模索し始めている。
  遠くで光り輝くものも悪くはあるまいが、今はむしろ、ここにあるものをあらためて
ていねいに見つめ直してみたい。この土地を生きてきた先人たちは、
限られた自然立地条件の中で、どのようにして己が生きる場と暮らしをよくしようと
努力してきたのか? その知恵と工夫は? いたずらに格差を嘆き、
都市とくらべて「ないものねだり」の愚痴をこぼすより、この土地を楽しく生きるための
「あるもの探し」。それを私はひそかに「地元学」と呼んでいるのだが、
要はこれからの家族の生き方、暮らし方、そして地域のありようを、
この土地を生きてきた人びとから学びたいのである。
   性急に経済による解決を求める人間には、ここには何もないと見えてしまうだろうが、
自然とともにわが地域を楽しく暮らそうとする地元の人びとの目には、
資源は限りなく豊かに広がっているはずである。
むろん「地元学」は都市やグローバリズムへの否定の学ではない。
自然とともに生きるローカルな暮らしの肯定の学でありたい。
もう一度この土地を生きてきた人びとの声に耳を傾け、
その発見の中から自分もまた地域を再生する一人の当事者として力を合流させたいと思う。
 本書は10年にわたる試行錯誤のたどたどしい記録であるが、
「地域の再生」へのささやかな手立てになってくれたら嬉しい。
                                                                                    2009年10月  結城登美雄


2、「自然とともにわが地域を楽しく暮らそうとする人びと」の直売所
      ――長野県伊那市「グリーンファーム」
出荷会員 2150人 職員60人 うちパート5人 売場面積400坪(敷地面積3300坪)
いきいき100坪実験農場

3、「むらの一員」か「就職口」か
      ――大分県豊後大野市「夢市場直営農場」と「天の川生産組合」の若者たち

4、「いいからかん」で拓く私の人生
      ――群馬県片品村「グッドマザープロジェクト」桐山三智子さん

5、「いい大学を出ても、希望通りの職に就けず、
     たとえ就職しても『終身雇用』などという概念は、はじめから私たちにはなかった」
          ――熊本県南阿蘇村O2ファーム 大津耕太さん・愛梨さん

6、「キーワードは自給よ、自給」「自給こそ農村文化の源」
          ――島根県津和野町「おくがの村」糸賀盛人さん

7、月5万円の暮らしを学ぶ――「緑のふるさと協力隊」

8、若者動きを国がとらえた――「地域おこし協力隊」

9、林業にも若者の潮流――複業型自伐林家をめざす「土佐の森・救援隊」
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講演後は、懇親会が持たれ、さらに対話が深められました。

2012年7月4日水曜日

7月7日(土)第2回大山村塾座会開催!

7月7日大山村塾座会のご案内
田中まさはる

館山市・板田では、残土で山の谷あいを埋める大工事が進められています。
さんご礁のある美しい海がそのため汚染され始めているのです。
そこで、鴨川でも残土に関する条例を作る動きが始まりました。



一方、放射性物質で汚染された瓦礫・焼却物受け入れの処分場について、
国と千葉県は先日合意しました。2012年9月までに県内国有地か民有地を国が買い上げて
そこに遮蔽型最終処分場を造るとのこと。
その候補地としてお隣の鋸南町の元砕石場が上がってきています。


リアルに状況が動き出していますので、大山村塾の座会では、
次回、南房総での残土・産廃・放射能問題を話題にします。まず事実を知りましょう。

テーマ:南房総の残土・産廃・放射能問題

日時:7月7日(土)13:30-16:00

場所:旧大山幼稚園(旧大山小学校内)

話題提供:金井珠美さん(残土産廃問題ネットワークちば事務局長、
放射性物質から生命を守る市民の会副代表)

参加費:無料