2013年1月19日土曜日

第5回座会を終えて・・・住民参加型社会の実現を

旧大山幼稚園にて、第5回座会が開かれました。
12名という、参加者は若干少なかったのですが、
活発な議論が交わされました。

もともとは、DVDをみてから議論、という流れだったのですが、
音声上の理由で途中でDVDを遮断し、議論に入りました。
TPPに加盟することで、日本の自給力が阻害されるだけでなく、
日本独自の軽自動車、共催等の保険制度にも変更が加えられる可能性など、
様々な危惧が議論されました。

しかし、脅威ばかり話していても仕方がありません。
どうすれば、政治に一人一人の意見を反映させることができるのか、話し合われました。
オンブズマンのような制度が鴨川にあるといいよね、
もっと情報公開してほしいよね、
という意見が出ましたが、
市議を務めておられる参加者から、
「市長も市議も、何かやりたいと思ったときに、
市民の意見が多数吸い上げられていれば、
既得権益層の意見だけが重視されず、
市民を意識した姿勢に転換しやすい」
という発言が出て、私はこれに膝を打ちました。

なんとかして市政に意見を反映させたいと思うときに
「市民派の議員を出そう」という方向もありますが、
多くの市民の意見を集めることができれば、否応無しに
反映させざるを得ないということになる。

また、地方自治体が制定する条例として、
「地方自治条例」という条例があり、
その代表例としては、北海道ニセコ町の事例があるとのこと。

こんなことも、今後の大山村塾で議論していきたいです。
ただ単に、講演会を開くだけの団体ではなく、
具体的に提言までしていける存在でありたい。
そんな可能性を感じることので座会でした。

本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

事務局 首藤武宏

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